2014年8月24日日曜日

H26夏のワークショップ「ジュニアオーケストラ体験講座」第3日目


■8/24に、品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ主催のオーケストラ体験講座の最終日となる第三回目が五反田文化センターの第一スタジオで開催されました。

■最終日のスケジュールは下記の通りでした。

 13:30 ワークショップ開始
 13:40 合奏Ⅰ
 14:15 休憩(15分)
 14:30 合奏Ⅱ
 15:40 ミニコンサート
 15:50 閉会式

【合奏の様子】



みなドキドキで不安そうだった初回練習に比べるとずいぶん慣れてきて、和やかな雰囲気での合奏となりました。


休憩時間もトロンボーンは、寸暇を惜しんでパート練習をしていました。


 この日は、パーカッションの演奏サポーターのドラムセットも加わって、より華やかな演奏となりました。


休憩時間の様子



 低弦セクションは、残念ながら最終日は一人欠席となってしまいましたが、その分も皆で頑張っていました。
演奏の合間に、長田先生からより音楽を表現しやすくするコツや、イメージの仕方などのお話があり、これがまた子どもたちの心に響いたようです。

【トレーナー・演奏サポーターによるソロ演奏】

休憩の前後に、トレーナーの先生によるソロ演奏が披露されました。
フルートトレーナーの篠原先生は、ソロでバッハの管弦楽組曲から2曲演奏しました。
圧倒的な表現に子どもたちが惹きこまれる素晴らしい演奏に、大喝采でのアンコールとなり、春の海も演奏していただきました。
 バッハとがらりと雰囲気を変えた抒情的な歌い方がまた素晴らしかったです。


バイオリンのトレーナーの先生がこの日は参加できず、演奏サポーターの山内さんに急遽お願いして、モンティの「チャルダッシュ」を演奏していただきました。ピアノ伴奏はSJPO事務局長の中谷さんが務められ、情熱的なデュオを披露していただきました。

【集大成のミニコンサート】


この日コンマスを務めたのはO橋君。チューニングも最初は緊張していたのですが、休憩後には取材のテレビカメラがアップで撮影しているにも関わらず堂々としたものでした。



いよいよミニコンサートの開演です。
保護者や行政関係の見学者の方々の前で、演奏会の本番と同じようにチューニングから立ち座りまで行い、緊張感と演奏できる楽しさがメンバーに漲りました。




ソロのところは代わるがわるスタンドプレイがあり、これが聴いている側に、演奏だけでなく視覚的にも曲の楽しさを伝えることとなりました。


 ミニコンサートは大成功で、終演後は大きな拍手に包まれました。拍手を受けながら、演奏をやりきった子どもたちの誇らしげな顔が印象的でした。

 子どもたちの感想は、
「こんなに楽しいワークショップが終わってしまってさみしい」
「ぜひまたオーケストラで演奏したい」
「本番はドキドキしましたけど楽しかったです」
「自分の楽器と違う楽器の音に包まれて感動した」
など本当に思い出に残る充実したイベントだったようです。

この感動を胸にぜひまたオーケストラを楽しんでいってほしいと思います。


【指揮者・トレーナー・スタッフ・演奏サポーターで記念撮影】



2014年8月10日日曜日

H26夏のワークショップ「ジュニアオーケストラ体験講座」第2日目

■8月10日(日)に、SJPO夏のワークショップ「ジュニアオーケストラ体験講座」の第二回目が五反田文化センター第一スタジオにて開催されました。

■合奏前に大事なチューニングですが、バイオリンの小さい子どもたちはまだ自分で調弦ができないので、高校生の先輩メンバーにしてもらう行列が出来ていました。小学生から高校生までいるので、こうして先輩メンバーが後輩メンバーを面倒をみたりアドバイスしたりというのもジュニアオーケストラならではの良さだと思います。

♪♪♪

■最初に事務局長からスケジュール説明、副団長の挨拶があり、いよいよスタートです。
今回は2回目とあって、子どもたちの緊張の先週の第一回目に比べるといくらか和らいでいるような印象を受けました。

 合奏開始にあたって、前回学んだ通り、オーボエからコンサートミストレスがAの音を取り、弦楽器からチューニングをしていきます。

♪♪♪

■いよいよ合奏開始。前半はR.アンダーソンの「シンコペイテッドクロック(狂った時計)」からです。一度通した後に、主役(!)のパーカッションが前に呼ばれて、なんと指揮台でウッドブロックをたたいて、指揮者代わりに皆がパーカッションに合わせて演奏しました。


■またアメリカの音楽の場合、四拍子の拍を取るのに普通の一拍目と三拍目にアクセントが来るのと違って、二拍目と四泊目にウェイトを置くリズム感を体得するために、曲に合わせて皆で手をたたいたり、フィンガースナップを使って拍を取って、違いを体感しました。

 さらにまだ音楽が固いメンバーを見て、指揮者の長田先生は全員立たせて、皆で歌いながら裏拍で膝を曲げたり体を揺らしたりして、少しずつメンバーに音楽の雰囲気を染み込ませていきました。その甲斐があってか、実際に演奏した時には、ノリノリで子どもたちが演奏するようになり、だいぶアンダーソンの雰囲気に近づいてきました。


♪♪♪

■後半は、同じアンダーソン作曲の「そりすべり」でした。先週の合奏は「狂った時計」のみだったので、「そりすべり」は今回が初合わせです。

まず一度通した後、細かく練習を進めていきますが、特に最初に学んだのが、曲のイメージづくりでした。「狂った時計」同様、パーカッションは前で演奏してもらって、季節外れ(!)ではありますが、雪の上をそりが軽快に走っていく様を鈴があらわしていたり、途中でムチが入ったり、効果音を意識しながら雰囲気をつかんでいきました。




■そしていくつか細かいところを練習した後に、それぞれの部分で目立つパートは、なんとスタンドプレイで演奏するようにとの指示が出ました。
 
 スタンドプレイは堂々と吹かなければならない上に、譜面を暗譜して演奏しなければならないので、メンバーも大変そうでした。最初は恥ずかしがっておずおずと立って下を向いて演奏していたのですが、何度か練習するうちにだんだん慣れてきて堂々と演奏できるようになってきました。





■いよいよ次回24日はワークショップの最終日となります。
昨年のワークショップは品川音楽文化協会が主催でしたが、今年はSJPOが主催となっていて、受付やセッティングなどはSJPO団員の保護者の方々が率先して引き受けてくださって、細やかな気遣いをしていただきながらテキパキとこなしていただいたおかげで、スムーズな運営が実現しました。


こうして指導者や運営スタッフ、演奏サポーターや保護者の方々など、かかわるすべての方々の「子どもたちに最高の音楽体験をさせてあげたい」という強く熱い思いが結集して素晴らしいイベントとなっていると思います。

■次回は合奏の後に、最後に保護者を始め見学の方に聴いていただいてのミニコンサートで締めくくります。参加メンバーにとって、一生心に残る最高の夏休みの思い出になるように、スタッフ一同頑張っていきます。


2014年8月3日日曜日

H26夏のワークショップ「ジュニアオーケストラ体験講座」第1日目

●SJPO(品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ)主催の夏のワークショップ「第二回少年少女のためのオーケストラ講座~ジュニアオーケストラを体験しよう」の第1回目が、五反田文化センターにて開催されました。

●今回のワークショップの参加者は小学校3年生から中学3年生までの22名。
主催者挨拶の後、SJPOの音楽監督であり指揮者の長田雅人先生から今回のワークショップの目的やオーケストラに臨む姿勢などの話がありました。



 その後は、管楽器と弦楽器に分かれて分奏となりました。

♪♪♪

●管打楽器は第4スタジオに移動して、トレーナーの篠原梨恵先生の分奏です。


 管打分奏の前半はアンダーソン作曲の「シンコペイテッドクロック」でした。
この日からSJPO待望のホルンの入団者が加わり、管楽器もさらに充実してきました。


後半は同じアンダーソンの「そりすべり」の分奏でした。梨恵先生のご指導で、曲の感じをつかみつつ、スイングの雰囲気も少しずつ出てきました。


♪♪♪


 一方、第一スタジオでは、弦楽トレーナーの吉田綾菜先生による弦分奏が行われていました。
全員が初オーケストラだった昨年のワークショップと違い、7割以上がSJPOメンバーでオーケストラでの合奏も経験していることもあって、課題曲が2曲ありながら、上々の滑り出しでした。

SJPOのトレーナーとして、すっかりお馴染みとなった綾菜先生の指導は素晴らしく、最初はカオス(!)のようだったのが、少しずつ整えられて音楽が見えてくる様子に子どもたち自身も楽しかったようです。 


♪♪♪


●分奏後の休憩時に、指揮者の長田先生と、品川ケーブルテレビの密着取材に来ていたカメラマンのN氏がカメラ談義で盛り上がっているところへ、カメラを向けると、逆取材されました。


♪♪♪

●最後の30分でお待ちかねの合奏です。
最初に長田先生より、オーケストラのチューニングの仕方や合奏の作法などの話がありました。

 そして、まずはチューニング。オーボエからコンミスがAの音をもらって弦楽器が調弦するところまでを丁寧に行いました。


 そして合奏開始。何人かのメンバーにとっては、人生初のオーケストラで演奏する貴重な経験となりました。


 この日の合奏は、シンコペイテッド・クロック(狂った時計)のみでした。この曲の一番の主役ともいえる時計を表すウッドブロックはまさに花形プレーヤーです。担当のK君は、長田先生からは”シンコペイテッド”の雰囲気を説明されて、緊張気味ながら頑張っていました。


 最初は演奏するのに精一杯の子どもたちに、「シンコペイテッド」の雰囲気をつかんでもらうために、フレーズを歌いながら強拍で手を叩いた場合と、弱拍で叩いた場合をやってみて、さらには皆で立って、曲に合わせて弱拍で膝を曲げたり体を揺らしたりしながら、イメージをつかむようにされていました。

 何度かやってみるうちに、子どもたちも緊張がほぐれたきたのも手伝って、だんだん表情jも柔らかくなり、それにつれて曲も流れるようになってきました。
 

トランペットはSJPO団員のKさんとOさん、そして昨年はバイオリンで参加して今年はトランペットで参加のNさんの三人です。年も近いので休み時間には話が弾みすぐに仲良くなるのも、このワークショップの楽しさと効果なのでしょう。


長田先生のご指導は、ただ演奏の仕方を教えるのではなく、曲の背景や演奏するときのイメージの仕方などの音楽の楽しみ方を、子どもたちにわかりやすく伝えていらっしゃるのも大きな特徴の一つです。 


初めは緊張感に包まれていたのが、演奏することで和やかな楽しい雰囲気となり、またメンバーも次回までの宿題をたくさんもらって体験講座の第一回目はしゅうりょうしました。 

●昨年と大きく変わったのが、SJPOの主催となったことで、団員の保護者の協力も大きく、会場設営から受付周り、演奏サポーターのフォローまできめ細かく手伝ってくださったおかげで、スムーズな運営となり、本当にありがたく思います。

こうしたイベントがより良いものになるためには、運営側の段取りは当然として、参加者である子どもたち練習の努力、演奏サポーターの協力、保護者の協力など、イベントに関わるすべての人たちが皆で良いイベントを作っていくという気持ちが揃うことが大きな要素となります。その点、今回のジュニアオーケストラ体験講座も、素晴らしいスタートを切ることができました。

来週の第二回もさらに良いものになるように運営スタッフ/指導陣一同、精一杯務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。